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本当は、どうなりたいですか?
おはようございます。
自己実現×片づけコーチの恩庄ともみです。
人生を重ねるほど、
そして、優しい人ほど、
分別をわきまえた人ほど、
周りから「よくできた人」と
言われている人ほど、
自分のことを、第一に考えず、
他人を優先しています。
表面上は、ニコニコと物わかりがいいようで、
平気なふりをしていますが、
内心は、知らないうちに少しずつ、
少しずつ、ストレスをためています。
それは、(本当はこうしたいのだけれど…)
という気持ちの蓄積のように感じます。
〇〇さんも大変だし。
私が助けてあげなくっちゃ、
私は母親だから、嫁だから…
部下だから、後輩だから、
親友だから。
そんな(ほんとうはイヤなんだけど…)
の小さな積み重ねが、あるとき、
心や体の病気という形で表れたり、
突然切れてしまったり…
「私ばっかり!」
「誰のためにやっていると思っているの!?」
自分は、物わかりのいい優しい人だったはずなのに。
このように、自分の望まない形で表面化することは、
自分にとってはもちろんのこと、
周りの人にとっても、
青天の霹靂(分かっていたとしても)、
「(頼りにしたのは)そんなつもりじゃなかった。」
「そこまで、思い詰めているとは思わなかった」
といわれてしまうのです。
一見、自分は被害者のように思えますが、
実は、自分自身が自分を守れなかった。
自分の気持ちは自分にしか分からないのに、
それを伝えることをしなかった。
ことが出発点だと思います。
私も、よかれと思ってやってしまったこと、
人は積極的に望んではいないのに、
サービスやプレゼントを追加したり、
本心ではイヤだなぁ、会いたくないなぁ、
と思っていても、快諾した方が、
人によく見られるとか、メリットになるとか、
そう考えることがあります。
そんなときは、何度も自分に問いかけます。
【本当は、どうしたいの?】
心の声が聞こえたら、自分を守るために、
まずは I(アイ)メッセージで伝えます。
「私はこう思っている」
依頼事だったら、断るだけでなく、
代替案を出すように努めます。
自分の気持ちは、伝えないと分からないし、
相手の気持ちも、聞かないと分かりません。
伝えることができるようになったら、
「あなたは、どうしたい?」
も聞けるようになりたいですね。